2009年8月31日月曜日

Stipula Signoria Mottled Green F

Shenさんはフト思いました!


「スティピュラのインクがあるのに万年筆持ってないやん!」


最近万年筆に入れるインクは、Mont Blancのロイヤルブルー、パイロットのブルーなど、青系インクが多いのですがShenさんはインクも沢山持ってます(てか、溜まってきたって表現の方がシックリ来るのが現状です……)




そんな中でも高価だったのに使っていないインクがスティピュラのグリーンです!元町のお店にも在庫が無くて通販で買ったので、送料とかが掛かっていてそりゃ高価なインクになってしまっていました!




「使わないのは勿体ない!」さっそく万年筆にインクを入れて頑張って消費しよう!と思い立ち、その上「やはりスティピュラのインクなんだから、スティピュラの万年筆が相性良いよね〜〜!」と万年筆をガサゴソ探してみたのですが……ああ!Shenさんはスティピュラの万年筆持ってないよ〜〜〜


てな事で早速ヤフオクでゲットしたのが、この「Stipula Signoria」です!Shenさん的にはスティピュラは「ノベセント」辺りが欲しかったのですが、最近いかんせん重度の金欠病を患っておりまして ……(涙)しかしこの軸色は「Mottled Green」と言う色でかなり綺麗なミドリマーブル!ミドリ好きの血が騒ぐ〜〜(笑)軽そうだし持ち運びでカジュアルで使えそうだと判断して購入と相成り ました!




コンバータとカートリッジの両用なのですがコンバータが標準で付いてます!しかしいつも思う事ですが、新しく手に入れた万年筆にインクを入れる時にはいつも緊張しますね〜〜こればっかりは慣れる事が出来ません!「これ良いな〜〜やっとウチに来てくれたね〜〜」と言う喜びが半分、「ちゃんと書けるやろか?」と言う不安半分と言う複雑な心境です!


無事インクを入れ終え紙にそっと当ててみるとスラスラと書けました!良いんじゃないですか?柔らかいとか、堅いじゃなくて気持ちよく書けます!欲を言えばもう少しインクフローを良くするともっと良くなるんじゃない?こりゃインクを色々と変えてみて……





あかんやん(笑)!本来の目的を忘れていたShenさんでした!




おわり!

2009年8月29日土曜日

Pelikan 100 M


Shenさんは困っています……


「まだまだヴィンテージ万年筆から抜け出せそうにない……」


最近、WAGNERの地方大会などで様々な方にかなりの本数を嫁がせて頂いてるのですが、以前よりも所有する本数が増えているのは何故??どうしても計算が合わないのですが……(汗)




そんなワケ分からん状況の中、Shenさんの万年筆仲間に入ってきたのがコレ!Pelikan 100です!Shenさんの所有している万年筆の割合で言えば、ペリカンの万年筆の占める割合は約10%ほどで(ちなみに1番多いのがパイロットの万年筆で約40%、次いでモンブランが約20%程ですか……)そんなにウエイトが多くないと言うことは、即ち「ペリカンはあんまり好きではない……」と言うことなんでしょうね〜たぶん……




そんなShenさんが何故この万年筆を購入したか?と言いますと……元町のお店でPelikan 100のコレクターKさんに「コレ書いてみて下さいよ〜〜笑えますよ〜〜」と渡されたのを「ほんまですか?そんなにええの〜〜?」と書かせて頂いたのが事の始まり!おもわず「うほほ〜〜〜」と頬が緩んでしまったのです〜〜そしてKさんが持っていらっしゃるPelikan 100の軸はレアなモノばかり!リザード柄あり、赤い柄あり、その他諸々……ものすごいカラフルで、綺麗で、Shenさんのペリカンの万年筆に対する認識を改めざるをえなかったのです……


このPelikan 100はebayを介して入手したモノですが、非常にベーシックな緑のマーブル軸の万年筆でペン先はMです!素材はハードラバーなので経年劣化で良い感じに焼けてます。ペリカンヴィンテージ万年筆初心者としては先ずこのあたりのモノを押さえなければと思いまして……(笑)!吸入機構は尻軸を回すのがちょっときつい感じですが、それも当然!ニューコルクが入っているからです!コレならインク漏れを気にせず使えますね!


そして、肝心要の書き味はコレクターKさんの所有されている極上物には及びませんが、コレはコレで素直な書き味で気に入ってます!何よりペン先がMなのでちょっとスタブっぽく書けるのが良いです〜〜(笑)!




なんか、これからはPelikan 100が増えていきそうな予感がします!まだまだヴィンテージ万年筆から抜け出せそうにありません……(汗)!




おわり!

2009年8月27日木曜日

ブレンドインク〜グリーン〜 その2


先日のWAGNER岡山大会で、またまた分けて頂きました!がりぃさんのグリーンインク、「Outer Spece」です!今回のインプレでは同じ万年筆/同じペン先を用意して、簡単な比較をしてみました!




<使用した万年筆> パイロットカスタム67 / スタブ 

※比較のために同じ万年筆にパイロットのブラックカートリッジを入れてみる!

写真左がパイロットのブラック、右が「Outer Spece」です!



<使用する紙>
ニーモシネのリングノートを使用!




さて!まずはインクフロー!どういった方法で比較すると良いのかと思い悩んだ結果、2本同時に握って縦線を書くことにしました!なぜ縦線かというとスタブだから(笑)!太く書ける方がインクフローが見やすいかな〜と思った単純な理由から!結果としては両者ともかなりインクフローはよい!パイロットのブラックも「Outer Spece」も粘度が低いのでフローは良いはず!予想したとおりの結果となった!しかしブラックの方の67の切り割りの所からインクが滲んでいるのはペン先の所為なのか、インクの粘度の成果は不明……「Outer Spece」の67にはその様なことは見られない……数日このまま置いてみようかと思う。




続いて、乾きの早さ/色目/滲みなど!目視のレベルであるが、両方ともほぼ同時に乾いた!時間にして2〜3秒くらい!気持ち「Outer Spece」の方が早かったようにも思われる!色はパイロットの色雫「松露」によく似た感じだが「松露」のような色の変化はなく、非常に汎用性が高く使用する場所を選ばない色だと思う!、滲みも無く(ニーモシネ自体が紙質が良い所為もあるが)裏抜けもない、非常に有り難いインクであ〜る!




以上簡単ではあるけれど、インプレを終了するです〜〜(笑)!このカートリッジに入った「Outer Spece」が無くなったら、もう一色のグリーン「Sea green」のインプレをしようと思います!




おわり!

2009年8月25日火曜日

WATERMAN # 513 修理奮闘記 その4


さて、今回で、このウォーターマンの修繕奮闘記も完結です!


って言っても、今回はペン先調整なのでShenさんの出番はありません!前回でも言及していた通り元町のPen and message.のお世話になりました!




先日の日曜日の朝11時頃(開店とほど同時!)に店に着きました!吉宗さんは開店準備でバタバタしていたにも関わらず「やりましょか!」と言ってくださいました!それから約2時間ほど付ききっりで調整をしてもらいました!この1本のために2時間掛けてもらった訳ではなく、「もう1本」サック交換をしていた万年筆も一緒にペン先調整をしてもらっていたのです!この「もう1本」はまた後日紹介できると思います……




このウォーターマンの万年筆のペン先の素性は良かったらしく、それほどの研磨もせずに済んだのですが、吉宗さんが一番苦労されていたのは、ペン先の位置決めだったようです!




以前仁右衛門半さんのコメントで「ペン先の位置は決まってますよ!」とのアドバイスを伝えるのを忘れてしまっていたShenさん!でした……すんません!!




かなり悪戦苦闘をしてもらい、ペン先の位置決めが出来て調整もバッチリ!「これで終了!」って思っていたら、今度はキャップが……締まるけど、外す時に「ギギギギッ〜〜」って怪音を発するようになってしまいました……ううう!そしてキャップを外してみると「見事!!」なくらいペン先がズレてしまっています……




結局ペン先とペン芯の押し込みが足りなかったらしく、またペン先とペン芯を位置を微調整を繰り返してもらい……やっと完了です!!




本当にお世話をかけました!これはShenさんがやってたらどうなっていた事か……考えるだに恐ろしい事態になっていたに違いありません(冷汗)!やはり餅は餅屋ですね〜〜




おわり!

2009年8月23日日曜日

アメリカからの小荷物


やってきましたよ!この間アメリカ国内限定の商品を間違って落札してしまった商品が!費用は結構掛かってしまいましたが、セラーさんに迷惑もかけずに丸く収まりました〜〜よかったよ〜今回の件でお世話になった、Be Happyさん!ありがとうございました!





この本はアンドレアス・ランブロー氏が1989年に刊行した「Fountain pens~vintage and modern」という本です!244ページのカラーとモノクロの写真集というか、資料本ですかね〜


言語は当然、英語ばかり……なんのこっちゃ、全然分かりませ〜〜ん(笑)!写真は綺麗なモノが多く見てるだけで飽きないのですが、説明文が分かるともっと楽しめるのではないかと思うとちょっと悔しいですね、Shenさんの語学力の無さが……(汗)!




しかしコレはコレからの課題として受け入れましょう!何にせよ英語は喋れなくても読めて、書ければ十分ではないのでしょうか……Let's Try English!




おわり!

2009年8月21日金曜日

WATERMAN # 513 修理奮闘記 その3


やっと着きました。イギリスの業者に注文を出していた道具と補修部品とその他モロモロが(笑)!3週間ほどかかりましたか〜〜英国の郵便事情はかなり悪いのでしょうか?でもebayでお世話になるセラーさんの荷物は、それほど遅くないので(って言うか、かなり早い!)……多分に性格的なものなんでしょうね〜〜まあ着いたのでよしとしましょう!でもこの業者さんに追加注文をするかと言えば微妙ですねえ……


早速開封して商品の品定め!う〜〜ん結構揃えたつもりでも、まだまだ足りませんね〜特にサックがどの程度の大きさか見当もつかないため、大きいのから小さいのまで全部買ってみましたが、役に立ちそうにありません……実際使えそうな大きさと言うのは限られているのかもしれません。ちょっと勿体ないと思いましたが、良い勉強になりました〜




サックを適当な長さにカットして、軸の部分にサックセメントつけて、サックを差し込みます!所要時間にして約3分!作業終了です……バラバラにするのに相当の時間掛かったのに「あっ!」と言う間に出来てしまって……ほんとにこれでいいの??




でも、サックセメントが乾くまで養生する事、1日!水を入れてみて接合部から漏れない事を確認するのにさらに1日!これで安心です!




ここでちょっと悩んだ事を一つ!同軸と首軸を嵌める時に、ペン先に対してレバー部が上の方が良いのか、刻印の部分が上の方が良いのか……これが少々悩みましたが筆記する時にレバーが気になるような気がしたので今は刻印の方を上にしています!でもこれが良いのか……自信ありません!!!


これでサック部の修理は終了!後はペン先の調整ですが……関西の親方に色々と聞いていたのですが、まだ弄るのにやはり抵抗があるので、今回は元町のpen and message.に送って調整をお願いしようかと思っています!まだまだあかんたれです〜〜





おわり!

2009年8月19日水曜日

WAGNER岡山大会 その2


さて前回の続きです!


「博多のインクの伝道師」がりぃさんが鞄の中から取りだした機材の数々に周りの人は興味津々のご様子!今回はインクのフローチャートを見せて頂きまして「なるほど!」と感心することしきりのShenさんでございました(笑)!そして、またミドリ色インクを2色分けて頂きました!コレのインプレはまたいずれこのブログでやりたいな〜と思います!がりぃさんありがとうございました!




あちこちで談笑の輪が出来ていますが、あえてそれを周りから眺めながら(さながら遊撃隊のように)会場内を漂うShenさん!お!師匠のペントレ商品の前で彷徨える子羊を発見いたしました!!




今回、子連れオオカミで参加されているfoolsbookさんが、タルガと146(だったかな?)で悩まれているではありませんか〜〜コレはいけない!早速背後から忍び寄り、foolsbookさんを万年筆の高みに導いてあげなければ(笑)!!「良いですよね〜〜コレ!お!この値段は良い感じじゃないですか!!どうですか?一本いっとかれては!んん!」………




おめでとうございます〜〜無事foolsbookさんを導くことが出来ました!しかも2本とも逝かれました!聡明そうなお嬢さんにも、是非書かせてあげてください!




おや?今度はがりぃさんですか!お悩みのご様子、146ですね!コレもまた、そそと歩み寄り「インクも良いけど、この万年筆にオリジナルのインクを入れて書くのもまた楽しいことでしょうね〜〜え?もうインクは決めてある?しかもモンブランの純正ですね〜〜それならもう逝くしかないじゃないですか〜良さそうな書き味で〜〜コレもご縁ですよ〜〜」………





よかったじゃないですか〜〜がりぃさんもコレでより一層楽しい万年筆ライフが送れること間違いなし!




怪しさ全開のShenさんでございました(笑)!しかし今考えるとちょっとやり過ぎたきらいがあるかも……関係者の皆さん、ごめんなさいでした!お許しを………




そして
皆さんが落ち着いた16時を過ぎた頃、師匠に調整をお願いしました!Mont blancの642と244です!ペン先の調整と言うより、健康診断みたいな感じでお願いしました!コレで安心して使えます!ありがとうございました!




そして、最後の最後、片付けの段階になって、隣で頑張って調整をされていた関西の親方より「これどうや?」と渡されたのが、パイロットのエリートのショートです!新幹線の中で「パイロットだけが無いんですよ〜〜」と言っていたのを思い出してもらえたらしく、調整済みのばっちりの奴を譲って頂きました!感謝感謝!コレでまたケースを探さなければ……!




色々な人にお世話になった、感謝感謝のWAGNER岡山大会でした!



おわり!

2009年8月17日月曜日

WAGNER岡山大会 その1


新大阪発10:22の山陽新幹線レールスター!関西の親方とホームにて待ち合わせ!一路岡山を目指すShenさんです〜〜1っ週間ほど前からの急遽のペントレの準備も何とか終わり、後は本番をするだけです!




新幹線での移動中、修理の話をいろいろとお伺いしました!理屈では分かるのですが、実際手を動かしてみないとそこら辺の加減は難しいと実感しましたので、今日は親方の横に居て色々と見せてもらおうと(多分そんなには忙しくないでしょう!などと考えていたので……)考えているうちに、晴れの国、岡山に到着!小一時間の移動です!




岡山駅東口を出て、先に乗り込んでおられた「名古屋の重鎮」夢待ち人さんと合流!3人で一緒に高島屋のレストランで軽い食事!コーヒーを頂いて会場入りです!時間はその時点で12:15頃だったと記憶してます!




5階の会議室の前の「万年筆研究会」の看板を頼りに入ってみると、そこには……「え!何でこんなに人おるの?」と一瞬考えてしまうくらいの人だかり!入り口の近くのテーブルにはつきみそうさんが万年筆コレクションを展開なさってましたし、受付にはBromfieldさんが忙しそうにしておられました!




師匠にご挨拶の後、岡山の「PTA」のY氏の横でペントレの商品を並べさせてもらいました!「PTA」といえば、以前みーにゃさんのブログで拝見した事がある「ジャン・ピエール・レピーヌ」の取扱をされているお店ではないですか!非常にポップでカラフルな万年筆やボールペンなど目移りするような綺麗な商品展示の横での開店はちょっと尻込みしてしまいました!




人が多い事もあり、商品を並べている内から引き合いが多くバタバタと忙しい事でした!

Mont Blanc Pixを1番に買って頂いた「しげお」さん、
ヴィスコンティをお買い上げ頂いた「広島の二右衛門半さん(非公式)」、
Mont Blanc 644Nをお求め頂いた、耳の遠いおじいさん、
ゲーハとアテネの2本のお買い上げくださった「su_91」さん、
メールにてsoenneckenのお問い合わせ頂いたSさん、

お世話になりました!この場を借りてお礼申し上げます!ありがとうございました!




ペントレも一段落ついた頃、Shenさんの隣のテーブルでペンクリをやっておられた関西の親方にプラチナのショートの調整をしてもらいました!それを一々質問しながらコツを教えて頂きました!集中しなければならない調整の最中にアレコレ聞きまして申し訳ございませんでした!おかげで渋かったプラチナも上々に仕上がり満足です!




そして横のテーブルという事もあり「PTA」のY氏と色々な話をさせて頂きまして、写真にある「ミニョン」のペンケースを頂きました!色がシルバー/黒/ピンクとあったのですが、迷わずピンクを!以前より大橋堂の緑を入れる1本用のケースを探していたので渡りに船って感じで(笑)……Y氏には「男の人がピンクを選ばれるのは珍しいですけど、アリですね!」等と言っていただきました!




そんなこんなで時間を過ごし、2時くらいだったでしょうか?ふとどこかで見た事がある細面の上品な紳士が……あれ?「博多のインクの伝道師」がりぃさんではないですか!!はるばる博多からおいでとは……かなり、驚きました!




つづく!

2009年8月15日土曜日

明日は岡山!


明日はWAGNER岡山大会の日なんです!何の準備もできてません!って、「そんな訳あるかい!」と突っ込みがきそうですが、ほんとなんです!今日は妹夫婦達が帰ってきて、朝から寺参り、墓参り、夜はバーベキュー大会と1日ふりまわされてて、さっき帰ってきたばかりなのです!




ペントレに出品する万年筆に関しては選択をしてるので、ひと安心なんですが……説明文を書いた一覧表、一番大事な価格設定、ケースは何にするか、調整をお願いする万年筆、すべてにおいて全くの手付かずです……



これからどんだけ遅くなってもやり遂げないと岡山に向かう事が出来ません(笑)!今日の更新は極く簡単にこの程度になってします!すみません!




次回の更新は岡山大会についてです!ご期待ください!では!作業にかかります〜〜




※ペントレの件に関して前回のブログで連絡をさせて頂いた結果、多くの方から沢山のメールを頂きました!ありがとうございました!それぞれの事案を個別対応させて頂きます!了承ください!

2009年8月13日木曜日

WATERMAN # 513 修理奮闘記 その2


さて、前回の続きです!




ペン先が抜けたので、「このままの勢いで首軸からペン芯も抜いてやる!」と思い、ゴム板を巻き付けて頑張ってひっぱり続けたのですが、どうにも抜けません!このままでは先に進まないので、先に胴軸から首軸を抜く作業をする事にしました!しかしこれもかなり固〜〜〜い!その上ちょっと捻ってみると「ぎっ!」と破滅を予感させる音がするではないですか〜〜かなり怖い!




しかし、このままビビっていても埒が明きませんし「え〜〜い!アカンで元々や!やったれ〜〜〜ふぉ!」と気合一閃!思いっきり捻りました!そうしたら「ぎいいいいい〜〜」とものすごい嫌な音が!しかし確実に緩くなってきています!そして次の一捻りで「きゅ!」と言う音と共に抜けました!幸いな事にドコにも破綻はなかったようです!




そして、軸の中から出てきたのが上の写真!ラバーサックが完全に硬化して外れてしまってる上にちょっと触るだけで「パシッ!」と割れます!プラスチックみたい!道理で初めに万年筆をもった時に「シャカシャカ!」と音がしていた訳です!




そして首軸からペン芯を抜く作業に戻りまして……これは超音波洗浄器にかけて、ちょっと漬け置き!それから約2時間後に再挑戦です!相変わらず全然抜ける気配はありませんでしたが、先ほどの気合を思い出して、思いっきり捻ってやると……少しずつ緩んできました!ここは焦らず慎重に……ギイ…ギイ…キュ…抜けた!




下の写真が全体の分解写真です!各部はありあわせの道具で、磨いたり、カスを取ったり、ほじくったりして綺麗にしました!あとはサックを付けるだけ!




なのですが!イギリスの業者に補修部品を注文したのが7/28、今現在8/13です!約2週間強待ってるのですが、全然荷物が着きません!以前はebayで商品の到着を3週間強ほど待った経験があるので、そんなにバタバタしませんが(一応カタコトの英語でメールはしましたが……)
一刻も早く到着して欲しいモノです!




そうじゃないと……いつまでたっても書けないです(泣き笑い)!!


おわり!

2009年8月11日火曜日

こんなんでました〜〜


さてコレはなんでしょうか?パーカーの箱です(そのまんま……)!って言っても、中身はパーカーの万年筆じゃありません!今度の中国大会のミニペントレに出品する万年筆の入っていた箱です!中身は岡山にいらした人だけが分かると言うことで……(笑)!




最近思うのが、万年筆を購入した時に、それが入っていた箱やら説明書きなんかがあると、Shenさんは嬉しかったりするのですが……皆さんはどうなんでしょうか?中には「箱なんかは必要無し!」と処分してしまわれる方もいらっしゃるようですが……「勿体ないな〜〜」と思うんです〜(涙)そりゃ置く場所を取るし、万年筆が増えるほど箱も増えていく……ン〜〜難しい問題ですねえ!


上の写真はかなり古びているのですが、その当時のオリジナルの箱に入っている万年筆になります!箱に「パイロット」と書いてあると言うことは当然「パイロット」の万年筆と言うことになります!




今回WAGNER中国大会in岡山のミニペントレに出品する万年筆は、この箱付きのモノを含め、前回アップした写真に写っていた万年筆/pencilをあわせて10本!となります!




今回出品する万年筆は、Shenさんにとってまだ手放したくないモノばかりです!そして、この万年筆たちはあちこちにファンの方がいます!「Shenさんが手放す時にはぜひ一声かけて!」と言って頂いてる物も数本あります!




そこで!「岡山に行けない!でも欲しい……」と思われる方は、コメント欄にコメント頂くか、或いは下記のアドレスまで連絡いただければ、その都度対応させていただきます!期日は8月14日の21時頃までといたしましょう!




お嫁に出すには忍びないので、あんまり興味を持たないでください(笑)!




おわり!




※連絡先のアドレスはtoledo1931@gmail.comです!

2009年8月9日日曜日

どうしよう……


悩みます!今度のWAGNER中国大会in岡山にはペントレでは参加せずに、師匠に修理のアレコレを聞こうと思っていたのです!しかしbromfieldさんから「業務連絡」が来まして……bromfieldさんの依頼を断れるはずも無く、急遽参加と相成りました!




悩んでいるのは出品するものの選定です〜〜最近のShenさんの思考/好みを基準とした「選択と集中」で行くならば、かなり思い切った出品をしなければならないのですし、そうでなければ味気ない出品群になってしまう!困った事です!




前回のWAGNER九州大会では「値札のついていない」万年筆たちが目出度く(?)嫁いで行きました!今回はそうした事が無いように(笑)「集中と選択」をしなければならないでしょう!





出品本数は10本限定!お値段は少々張りますが、それに相応しいものを出品しようかなと思っています!
出来れば売れない方が嬉しいものも……




おわり!

2009年8月7日金曜日

WATERMAN # 513 修理奮闘記 その1


なんで……?何でこの万年筆を買ったんでしょうか?たぶんそれは一目惚れだったからでしょう〜写真がヘタッピなんで分かり難いかも知れませんが、このWATERMANの軸すごく綺麗なんですよ〜





い つもの如く入手経路はebayなんですが、入札する時に出品者から書かれていた説明文に「〜新しいサックは必要だよ!〜」と英語で書かれていました!すな わち現状のままと言うこと?どうする?しかしこの軸の綺麗さに負けて入札!幸いだったのはライバルがいなくて最低落札価格で落ちたことですか〜〜





さて落札から10日ほどのある日、勤め先にアメリカから茶色の封筒が到着しました!逸る気持ちを抑えて仕事を終えて早速開封!おおっ!写真よりも綺麗な軸じゃない!でも現状のままで送られてきたのですから、インクを入れて書くことは出来ません!




さてリペアの方向性をどう持っていくか?

①修理をせずに愛でる!いやこれはないな!

②今度のWAGNER岡山大会に師匠に全行程お願いするか?それは甘えすぎでしょう?
③いや!コレはレバーフィラーの万年筆だから、サックさえ手に入れば自分でサック交換は出来るやろう!やれることはやってみよう!そんで、ペン先の調整はちょっと無理そうなんで、それは岡山大会で師匠にお願いして色々聞いてみましょう!

と言うことで③に決定!




早 速補修部品の調達です!コレは師匠のブログに質問をしてコメントで教えて頂いたように、サックは「とにかくいっぱい買ってその中からあうのを付ける」事に しました!(しかし大量に買うと言ってもおおよそ20本くらいですが……)他にも分解はサック交換に必要そうな道具類が全く手元にないので、なんかよう分 からんけど、使えそうな物をいっぱい買いました!コレも楽しいかも(笑)!



その補修部品が到着するまでにやれることは何か?まず分解してみて各部の掃除をしよう!てな事で手元にあり合わせの道具で分解です! まずはペン先を取り外します!ゴム板をペン先に巻いて〜〜ギュッと引くと……引くと………固った!抜けへんやん!インクがこびり付いてるのか、縮んでしまったのか、わかりませんがとにかく固いです!しかしちょっとづつ捻って5分ほどやっていると、ペン先だけが抜けました!ここまでに一苦労!




果たして万年筆を壊すことなく無事サックの交換は出来るのか!!!次回に続く(笑)!




つづく!

2009年8月5日水曜日

Montblanc 644N Green striated OM


Shenさんは呆れています……


「緑縞に魅せられて……」




こ の前の「今月の8本」の中でまだこのブログの中で紹介していない万年筆が何本かありましたので、ここでご紹介を!まずはこの1本、Montblanc 644N Green striated OMです!この万年筆は遙か彼方イタリアの国からShenさんの手元に嫁いできました!




その頃Shenさんは「Montblancなら何でも欲しい欲しい病」と言うオソロシイ病気に侵されていたのです……(笑)
6月のある日、ebayを巡回していた時のことでした……その日も何件か候補が挙がり、何件かはウォッチに、あと何件かはビットにしておいた中に、この1本があったのです!




そ の時は「まあ〜この緑縞なら結構値段が上がるだろうから、無理せんとこう……」と思いつつ経過を眺めていたのですが、終了当日になってもそれほど値が上が りません!そうなると気持ちの方は価格に反比例して上がっていくモノで……(笑)、「これ位ならええ?」と入札したら、そのまま落札と相成りました!拍子 抜けするくらいあっけない終わり方でした!



そして待 つこと10日!遠くイタリアから海を渡って手元にきた時に「何でこんなにリーズナブルやったんかな〜?」と、シゲシゲと見てみると……なるほど!その理由 がちょっと分かった気が……ペン先がオリジナルではない様なのです!このモデルはウイングニブ仕様の「N」モデルなのですが、オリジナルと言われるモノの ペン先の模様と今現在付いているペン先の模様は明らかに違うのです!




でも、Shenさんはそんなことは大して気 にしませんね〜!そもそも製造されてから60年近く経過してるんだから「まあ〜そんなこともあるでしょ?」と言ったくらいです(笑)!コレクションとして 保存するなら「オリジナルである!」事は非常に大事だと思いますが「万年筆は書いてナンボの世界!」であると思っておりますので、むしろオリジナルよりも 書き味が良ければそれで「ええやんか!これ」ってトコですか(笑)!





そして先日の九州大会で師匠に健康診断をお願いして、晴れてShenさんの万年筆となりました!書き味の方は「オリジナル」を書いた訳ではないので比較できませんが、中々に良い書き味で十分満足しています!




しかし、これで緑縞は142、172に次いで3本目です!何本手に入れれば気が済むのか……(汗)




おわり!

2009年8月3日月曜日

やっちまったな〜〜〜


魔が差したとしか言いようがありません……いつものebayでの出来事です……




今回のブツはこのbook!何と!競り合う人が全然無く、入札したのがShenさん1人しかいなくて、最落価(最低落札価格)で落ちてしまいました!ラッキー〜〜〜終了時間が今朝の4時頃だったので、落札のメールは起き抜けの寝ぼけ眼で見ました……




「ア〜〜落ちてるな〜〜ラッキー〜………さあってと!これの支払いだけしておくかな〜〜〜〜………」(………の部分は寝てます!)




ところが、なんかイヤな予感が!ナニとは言えないのですが、トンデモナイ事をしてしまっているようなそんな感じが……プンプンします!何気に欄外の「Shop to:」を見て愕然としました!何と配送先は「アメリカ国内」限定!になってるじゃないですか!




しまった〜〜〜〜コレ入札する時に全然見てなかった!そしてここ数日バタバタしてたもんで確認するのも忘れてた!どうしよう……(大汗)キャンセルしようか?それともセラーにお願いして海外に送ってもらうか?考えに考えた揚げ句……




「個人輸入業者にお願いしよう!」と言う結論に達しました!でも英語は全然出来ない(他の言語はもっと出来ない!日本語すら怪しい……)Shenさんの事!まずはネットでアレコレ検索して……日本語で出来るところを選択して……値段はこの際度外視で……簡単そうなところで……親切そうなところは……っと!こんだけのリクエストが叶う業者さんがある訳ないと思っていましたが、1時間ほどアレコレ悩んでみたら……ありましたよ!




「BeHappy」と言う、個人輸入代行業者さんです!
(※興味の在る方はググって下さい!直ぐにかかりますよ!)





このサイトを見つけた時には、地獄の底に垂らされた蜘蛛の糸に縋る杜子春のような心境でした!このサイトの「転送サービス」を利用しました!無料会員になるとサービスが利用出来るのでさっそく登録!メールをしてみると自動返信メールが直ぐに届きました!これは当たり前!なんですが、そのあと30分もしないうちに会員番号とサービス内容の書かれた正規のメールが届きました!速いぞ!時差の関係でどうなっているのかは判りませんが、とにかくspeedyな対応です!良い感触です!そしてそれからさらに20分後には、セラーさんの所にいつも通りに支払いが出来ました!




元はと言えば、Shenさんが配送先を確認しなかったのが悪いのです!こんな事が無いように、皆さんも気を付けましょう(笑)!しかしこの業者さん、他にも使えそうなサービスが沢山あって、これは「怪我の功名」だったかも知れません!ますますオークションにハマりそうです……




※今回予定しておりました万年筆の紹介は次回に順延させて頂きます!どうぞご理解の上、よろしくお願いします!




おわり!

2009年8月1日土曜日

今月の8本(8月)


さて!皆様お待ちかねの〜〜(ン?待ってない?こりゃまた失礼を!)今月の8本です!




Montblanc 644 GreenStriated OM
Montblanc 146 M
プラチナ ギャザード 太

パイロット 67 SU

パイロット 90周年記念 朱鷺 B

Sheaffer PFM F
中屋万年筆 十角赤溜 中
大橋堂万年筆 B


先月に比べてヴィンテージの割合が少々減りました!あつい夏は、あんまりお年寄りの万年筆を酷使するに忍びなくて……(笑)!
インクはそれぞれの万年筆の純正が多いです!モンブランはロイヤルブルー、プラチナ/中屋はカーボンブラック、パイロットは純正ブルー、シェーファーは純正ブルーブラック、大橋堂もセーラーのブルーブラックのカートリッジ、ってところですか……




ン?見慣れない万年筆が何本かありますね〜〜明後日はその万年筆のレビューします!


そして最近のお気に入りのセーラーショート21Kはロディアのケースに差して使います!これでmemo取りも楽しくなる!かな?





おわり!