2009年1月27日火曜日

ヴィスコンティ アールヌーボー M


Shenさんはちょっと後悔してます!

「綺麗なイタリアものの万年筆が欲しい!…はずだったのに?」


Shenさんの所有してる万年筆の出身国を見てみると、国産50%ドイツ50%、って事になります。なんかドイツの万年筆のイメージって「質実剛健」、国産の万年筆のイメージって「地味/堅実」!ちなみにイタリアの万年筆のイメージって「豪華絢爛」って事になりますか(笑)これはShenさんの勝手なイメージなので悪しからず!




良くShenさんがお邪魔してる元町のPen and message.さんの常連さんはかなりイタリア万年筆に精通された方が沢山おられます!ヴィスコンティのカレイドボイジャーやスティピュラのダ・ヴィンチ、デルタのドルチェヴィータなど艶やかな万年筆を色々と見せて頂く事が何度もありました!そうしてる内に「こりゃ1本なんかイタリアもんの万年筆を買っとくか〜」って思うようになってきました(なんと短絡的な…)




そこで以前Pen and message.のhomepageに掲載されていたヴィスコンティなんかいいな!しかしオペラやヴァンゴッホじゃなく、もっと玄人好みのモノが良いな〜と探していたトコロ、ありましたよ!これなら今まで持ってる人見た事ない!アートコレクションシリーズのアールヌーボーです!これしかない!




しかし購入して持ってみると、なんかしっくり来ないのです…デザインや軸の美しさは「さすがイタリア!」って感じなんですが……持った時のバランスが悪い!とか、書き味が悪い!とかじゃないのです!Shenさんの感覚と華麗なイタリア万年筆とのバラバラ感……掛け違えたボタンみたいな…とにかくなんか違和感ありすぎなんです!




そこでハッと気がつきました!Shenさんは、もともと軸が綺麗だからと言って万年筆を買いはしない人だったはずです!今まで購入してきた万年筆の殆どは書き味を重視して選んでいたものばかりなのです!その基本を忘れて軸買いに走ったからこんな違和感を感じてしまう結果になってしまったのだと!




新品で手に入れたにも関わらず、未だインクも入れずにペンケースに並べてあるアールヌーボーなんですが、これではあまりにもこのペンが可哀想なのでPen and message.さんの委託品ケースに並べさせてもらってこのペンを本当に大事にしてくれる人の所にお嫁に出そうかと思っています!ごめんな〜アールヌーボー!


8 件のコメント:

  1. こんにちは、萬年筆の志考にはそれぞれ入り方などみなさん違うようですね、その方がどんな方達から情報を得て行くかもあるかも知れませんが山の頂上へと向かうのは同じなんでしょうが・・お洒落感覚から興味を持たれる方やその味わいの深さから頂上を目指す方々まで、いろいろな方を知るに連れ後者の方が多いように思われますし、それが山登りの正道かもと感じてしまいます。そういう意味ではwagnerやフェンテは貴重な情報源だと思います。私は無知でしたから前者の方でしたがいろいろ教えて頂いてその奥深さや味わいを楽しむ事を覚えました。良い萬年筆当然良いとは思いますがみなさんの好みの別れる事もまた萬年筆の魅力だと思います。欲深爺の私にはアールヌーボービスコンティーもまた面白いと思ってしまいます(笑)

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  2. 夢待ち人 さん

    Shenさんはオーソドックスな万年筆なのに「なんですか!この書き味は!」ってモノに惹かれるのだと思います!決してビスコンティが悪い訳ではないのですが、Shenさんのツボにピタッと嵌らなかったのかと思います


    今回のこう言った「寄り道」はShenさんの万年筆との関わり方や嗜好を確認出来たのは良かったかと!


    今現在はドイツマイナーブランドに嵌りかけてます(笑)!欲深き罪深き者です…

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  3. 私にはShenさんやanother..さんのように潔さがない。
    一度手に入れたものを手放す勇気がありません。

    すると自分でもわけのわからん、統一感のない万年筆のコレクションになってしまっています。

    これは書いて楽しいペン、これは見て楽しいペンと勝手な役割をさせています。

    以前はイタリアのペンなんて・・・と思っていましたが、
    今では結構好きかも。
    基本イタリアのペンは書き味で選ぶものではなく、
    デザインで選ぶものだと思います。

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  4. ひろなお さん

    潔しなんてとんでもないです!(笑)色んな万年筆を愛でる余裕の無い人なんですよ、多分……


    アールヌーボーは凄く良い万年筆だと思います!おそらくはひろなおさんが仰る様にイタリア万年筆はデザインや感覚で選ぶべきものなんでしょう!


    しかしShenさんには万年筆を選ぶ優先順位があって「見た目」より「書き味」が優先順位では高いんだと思います!多分……


    イタリア万年筆は、ひろなおさんの様な、ゆとりのある大人になってからにしましょう!

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  5. アールーヌーボー,良いですね.
    先日,見せてもらおうと思ったのですが,言いましたように胃痛で見に行けませんでした.
    イタリア万年筆,私は大好きですよ.
    中屋やパイロットなどの国産もドイツも好きですが,イタリヤのデザインにも惹かれます.
    と言いながら...書き味,デザインともに最強だと思っているリフレッシをお嫁になんて考えてしまう今日この頃だったりします.(潔いのではありません)

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  6. another person さん

    胃痛の方大丈夫ですか?お体ご自愛下さい!


    さてanother person さんのコレクションは素晴らしいものが多くていつも目の保養をさせてもらってます!m(__)mその中でもリフレッシはその軸の美しさ、書き味の良さでコレクションの中でもトップレベルで「これぞイタリア万年筆の逸品!」と呼べるモノではないでしょうか?それをまさかお嫁に出されるなど……心が動いてしまうじゃないですか!(笑)

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  7. こんばんは~!
    イタリアもの、軸の美しさについ惹かれてしまう自分がいます。やっぱり美しいですよね~☆

    蜘蛛のデザイン、大胆な構図ですね。初めて見たペンです。

    良い引き取り手が現れますように~。きっとすぐ見つかるでしょう。

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  8. みーにゃ さん

    そうなんです!イタリアモノは魔性のモノ!イタリアの万年筆に魅せられて何人もの人が万年筆の深みに堕ちて行く様を近くで見てきました!


    幸いな事に自分は入り口辺りで引き返せそうです(笑)!おそらくこのペンもイタリア万年筆愛好家の元に引き取られて行くのでしょう!幸せになって欲しいモノです!

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