2009年1月25日日曜日

Mont Blanc 146 80年代 M

Shenさんはずっとず〜〜〜っと待ってました!

「普段使いで最高の贅沢を!な万年筆がほしい!」



現行のモンブランにはピクリとも物欲の針は触れないのに、「ヴィンテージモンブラン」と聞いた途端に物欲の針が振り切ってしまうShenさんが手に入れたのが、このモンブラン146です!インクビューは透明、ペン芯は切り割り入りのエボナイト芯、14金のモノトーンニブのといった、ヴィンテージの中でも王道を行くモノだとShenさんは思ってます!



モンブランに関して言えば、1950年代は魅力的なモデルが目白押し!60年代には名作と言われる「2桁シリーズ」など一度は使ってみたい物ばかり!でも普段のメンテやトラブルなど考えると70〜90年代のモンブランが一番実用的ではないかと考えました!その中でも146はどの時代のモデルも書き味は優秀だとの事(「万年筆評価の部屋」で関連記事を読み漁り、色々勉強させて頂きました!)だったので「よし!146を買うぞ!」です。(笑)




次は「どこで入手するか?」なんですが、ヴィンテージ万年筆!と言えば……例の「悪魔の館」と言われる「ユーロボックス」さんでいただこうじゃないか!って事で,まずはメールでお問い合わせ!なんせ店舗は東京ですからおいそれとは行けません!すると、「希望通りのモデルが1本だけ有りますよ!」との返事をいただきました〜お値段の方は……なるほどお値打ち感有りますね〜、てな事でトントン拍子で話は進みました。




最後に藤井さんは「納期の方は今混んでまして40日くらい掛かりますよ〜」って事を仰られたので、「ゆっくりやって下さい〜!何時でも良いんで〜」と軽い気持ちで答えました!




ところがです!これまた待ってみると長いんですよ〜現行品を待つのは(例えば中屋万年筆の納期はいままでの経験上およそ60日程)全然平気なのに、ヴィンテージとなると10日がジッととしてれません!万年筆病の保菌者は「ヴィンテージ感染症」を併発すると更に病状が悪化するのか?なんて事を真剣に思ったりしました!(笑)




そんな想いをして12月中旬、ようやく手元に届いた時にはワクワク、ドキドキ、ウキウキ、ソワソワ……何とも形容しがたい高揚感を感じながら、インクを吸入し、ペンを手に取り紙の上にソッと置くと……滑らかな書き味!!!!確かにこれは良い!他の146は書いた事無いけど今まで書いて来た万年筆の中で一番滑らかに書けるよ〜〜〜〜




「普段使う万年筆だから良いモノを使いたい!」そんな気持ちを充分に満たしてくれるモンブラン146です!

8 件のコメント:

  1.  いいですね、この年代のものならあまり気を遣わずに常用できますね。146はサイズも手頃でいいペンだと思います。
     50年代のテレスコープはペン先ふわふわでいいのですけれど、個体差が激しすぎます。先日もある場所で3、4本並べてみたら、全部長さが違いました。工業製品なのに・・・。

    返信削除
  2. すごいですね、最初からビンテージに入れるというのは・・
    私にはそんな勇気も知識もありませんでした。ビンテージはパーカー75が始めてでやっとシェーファーで入門編です、おかげでユーロボックスやペンクラスターさんを知ったのはまだ最近になってからですよ。でもそれで良かったと思っております、10年前にビンテージに興味を持っていたらたぶん悪魔の館の虜になっていたでしょうから・・君子危うきに近寄らず。
    でもビンテージ146欲しい~~

    返信削除
  3. つきみそう さん

    スゴイですね!「ある場所で3,4本並べてみたら」ってセンセのお持ちの分でしょ?Toledoセブンは以前にお聞きした事がありますが146も数本所有されてるとは……脱帽です!自分が複数本所有してるのはパイロットカスタム67ですかね〜


    工業製品で長さが違うってのはどうなんですね〜(笑)そういえば先日求めた中屋のピッコロも以前のものと比べると全長がびみょう〜に違うような……

    返信削除
  4. 夢待ち人 さん

    旧いモノに惹かれる性格なんだと思います。以前はantiquewatchを収集してましたし、古書なんかもあちこちで見ます!だからヴィンテージ万年筆に辿り着くのは必然だったのです(笑)しかし其処に到るまでのスピードも尋常じゃなかったって思ってます!


    その反動として現行品に魅力を感じる事が少なくなってきたように思います!ヴィンテージと現行品の両方を愛でていたらどんだけ資金があってもたまりませんよ!


    夢待ち人さんも、ぜひ東京の悪魔の館でヴィンテージ146を!

    返信削除
  5.  それが実は、モンブランは大嫌い、って人だったので、146と74、34を1本ずつ持ってるだけなのです。それがWAGNERで、146テレスコープを3本も、って人に出会って並べたんです。すごかったです。ほかに149も何母音かもってらっしゃいました。上には上、ですね。

    返信削除
  6. 今年の目標は「146」と決めています。私の場合は、現行品ですが、、、、  でも色々なところでヴィンテージ品の紹介を見ると、何だか欲しくなってしまいますね。ノスタルジックな感傷なのかもしれませんが、一昔前の製品が生き残っていると、当時の制作者のクラフトマンシップが息づいているような気がします。
    現行品のモンブランってどうなのかしら、、、、

    返信削除
  7. つきみそう さん

    そうでしたか!Shenさんも万年筆道(?)を歩み始めた時に「モンブランってなんかな〜」って思ってました!しかし、色々な人からモンブランを書かせて頂いてる内に、何故かヴィンテージモンブランの方に魅力を感じてしまって今では4〜5本くらいはあるかと思います!


    おんなじテレスコープ式持つなら142、144,146、149で持っていたいですね!アホ丸出しですね(笑)!

    返信削除
  8. foolsbook さん

    「146」良い目標じゃないですか〜!ヴィンテージの146は良いですよ!お値段も現行品に比べてお得だし、余った予算で革のペンケースとかもいけるんじゃないですかね?ぜひヴィンテージにして下さい(笑)!しかしShenさんは現行品のモンブランは1本も持ってませんから書き味は分かりません!だから現行品をお勧めは出来ませんね〜(笑)では何故もっていないか?



    まず、現行品において「これいい!」と思える商品がないのが1点!



    それともう1点、自分がいつもお付き合いしてる普通のお店では買えないからです!

    返信削除