「中屋万年筆でもちょっと変わったのが欲しい!」
碧溜の軸は透明な輝きを放っていました!その時Shenさんは「桔梗」を注文して納品を待っていた頃で中屋万年筆に多大な興味を持っていたのです!吉宗さん曰く「昨日か一昨日入ってきてたよね〜?」との事!気になる「値段」はちょっと無理っぽいね〜〜そこで「出してもらってもイイですか?触るだけですよ?買いませんからね?大丈夫ですよね?」とかなり警戒気味なShenさんです!
まず手に取って思ったのは軸の美しさです!上塗りの漆は程よい透明感が出ており下地の碧がキャッブの天冠やねじ切りの部分には現れかけてきてます!そして触り心地はさすが中屋の漆です!良く「手に吸い付く」と言う表現をされますが、シットリとした触感を伝えてきます!そしておもむろにキャップをねじって取ってみると……
あれ?いつもの中屋のペン先じゃない?これはナニ?ペン先には「GINJIRO」の刻印が!さっそく吉宗さんに聞いたトコロ、この中屋を出品した人が昔近鉄か何処かで購入した万年筆に付いてた「GINJIRO」のペン先を移植したんですよ!との事。なるほど!よく分かりました!んで、「GINJIRO」って、何なのさ!
まず手に取って思ったのは軸の美しさです!上塗りの漆は程よい透明感が出ており下地の碧がキャッブの天冠やねじ切りの部分には現れかけてきてます!そして触り心地はさすが中屋の漆です!良く「手に吸い付く」と言う表現をされますが、シットリとした触感を伝えてきます!そしておもむろにキャップをねじって取ってみると……
あれ?いつもの中屋のペン先じゃない?これはナニ?ペン先には「GINJIRO」の刻印が!さっそく吉宗さんに聞いたトコロ、この中屋を出品した人が昔近鉄か何処かで購入した万年筆に付いてた「GINJIRO」のペン先を移植したんですよ!との事。なるほど!よく分かりました!んで、「GINJIRO」って、何なのさ!
「GINJIRO」はその昔ペン先職人として有名だった「兜木銀次郎」さんの事で、酒井栄助さん、高橋吉太郎さん、土田修一さん、と共に活躍された方の作なんですと!なるほどじっくりとペン先を見てるとクラシカルな雰囲気を感じますね!しかしどんなに有名な方の作品だとしても書いてみないと自分に合うのか分かりません!そこでつけペンで書かせてもらう事にしました。「書くだけですからね?買うかどうかなんて、分かりませんからね?」……
そして書いてみて「なるほど!」と唸ってしまいました!細字はそんなに好きじゃないのですが、この書き味はなんと表現すればいいのでしょうか!硬いとか柔らかいとかじゃないです!紙の上にそっと置くと程よく抑えられたインクフローで、まるで氷の上を軽やかにどこまでも滑って行くような気持ちよさを感じるのです!それはピッコロの軸の短さとペン先とのバランスにも関係しているような気がします!
しばらく書いてると離せなくなってしまっていました!「こりゃヤバい!このままやと買ってしまうよ〜でも大丈夫!委託品は現金でないとアカンし今日は財布の中にはお金入れてないし〜………ん!」そうです!Shenさんはこの日は旅行の下見に来ていたのでいつも以上にお金を財布に入れてきていたのをそこで思い出してしまったのです!ここで勝負あり(笑)!
しかし「良い万年筆との出会いはやはり運命なのだ!」と痛感したShenさんでした!
豪快な堕ちっぷり!!さすが,万年筆愛好家,そして万年筆魔道の先導者の鏡!
返信削除私もこのころは,中屋さんがマイブームでした.
ちなみに今は,少し中屋ブームが去った感じで趣向が変わってきました.
日本物から舶来ものに戻ってきました.
狙うはただ一つ例のアレです.
(自分のことばかり書いてすみません)
>「良い万年筆との出会いはやはり運命なのだ!」
そうですね.おっしゃる通り.
しかし,運命の出会いが多くありすぎるのも困りものです.
なんか欲望を抑える術はないのですかね...
another person さん
返信削除いやいやanother personさんに比べればまだまだ堕ちっぷりの美しさが足りないと思っております(笑)!脇目も振らずに堕ちていく様は何度見ても感動します!
しかし最近運命の出会いが多すぎて困ってしまいませんか?特にShenさんの場合、海外のアレが凄まじく……
物欲を抑える方法は簡単なやり方は興味を他のモノに移すとか?でも最近驚くほど万年筆にドップリなShenさんでした(笑)!
な~~に、みんなで堕ちれば怖くないって昔から言います。気張って頑張りましょうぞ!このペン先は同じのがあります、近鉄での販売してた当時のものですね、私のはモリソン製の屋久杉ですが、なんともいい味です。それに中屋の漆はいつ見ても美しいですね。合体する事には気が付きませんでした、これはやってみる価値ありかもです・・・(また堕ちたかも)
返信削除夢待ち人 さん
返信削除なんと!夢待ち人さんの所有されているあのモリソン屋久杉は近鉄のものだったとは!!Shenさんは何も考えずに購入したこの中屋のペン先の素性が分かり、素晴しい万年筆だと分かって嬉しいです〜〜〜!
みんなで堕ちればって……毎日堕ちてるような気がする今日この頃です……(笑)
中屋の万年筆もいつかは・・・と思いつつ、吸入じゃないのでと言い訳したり、堕ちる勇気がなかったり、懐の吹きすさぶ北風に抵抗できなかったり。。。
返信削除このモデル、かわいいですね。
軸の雰囲気と相反する(でもないか?)ような凛々しい雰囲気。
素敵ですね。
これも、またいつか見せていただきたいです!
あ。リンク貼ってくださってありがとうございます。
ですが、「尊敬する諸先輩方・・・」って、私の拙ブログにおいては全くの場違いですみません(汗)
聖祥 さん
返信削除堕ちる勇気がない時にはぜひご相談下さい!ドンと背中を押させてもらいますよ(笑)!Shenさんも初めは「吸入式が万年筆らしくて良いよ!」などと思っていたのですが、万年筆は書いてナンボ!なんですよね〜そうじゃないと国産の万年筆は買えんようになってしまいますわな!
このモデルも小さいながらに威張ってると言うか、自己主張してるようなトコロが気に入ってます!
聖祥さんは「尊敬する諸先輩方の…」なので胸を張っていて下さい(笑)!
こんばんは!
返信削除中屋の碧溜、いつか見てみたいと思いつつなかなか機会がなく、このように大きな写真で見たのは初めてです。
独特の色合いですね!美しい・・・。
それで、書き味もいいなんて、触ってはいけない商品でしたね~、でもおめでとうございます♪
みーにゃ さん
返信削除写真がもっと上手に撮れていたら色の加減とかがもっと表現出来たのにと感じています!でも確かに拡大すると大きくなる写真ってあんまりありませんよね〜
最近触ってはいけない万年筆ばかり触っているような気がします(汗)……