「何か記念になるような万年筆が欲しい!」
この1本は去年の10月くらいだったかな?元町のナガサワ文具センターで、パイロットのペンクリが行われた時に初ペンクリを記念して買ったものです!しばらく前から特殊ペン先に興味があってこのミュージックにしました!なかなか面白い線が書けるのでmemoや落書きに大活躍してます!
Pen and message.で常連さんの会話の中に「ヒロサワ」さんとか「ナガハラ」さんといった名前を良く聞く事がありました。「ヒロサワ」さんはパイロットの職人さん、「ナガハラ」さんはセーラーの職人さんでペンクリの時は必ずいらっしゃるベテラン職人さんとの事!その時、Shenさんはペンクリなるイベントに参加したと事が無かったのですが、手持ちの万年筆は(国産に限って言うなら)ほぼパイロット一色なので、これは一度「ヒロサワ」さんのペンクリを受けてみたいものだ!と漠然と思っていました!
三宮のナガサワ文具センターにてパイロットのペンクリがあるとの情報は確かメルマガで知ったのだと記憶しています!時間的にも余裕があったので「よっしゃ!ちょっと行ってこか〜」て事で、みずうみのほとりから電車に揺られること2時間!無事に三宮に到着!それから徒歩で10分程度お店に到着です!
そして係りの人に「ペンクリお願いしたいのですが!」と言うと「こちらの用紙に必要事項を記入して下さ〜い!」と言われてさっそく記入!申し込みが終わると「ちょっと何人かのお客さんお待ちですので、しばらく店内を見て回ってて下さい!」との事!ショーケースの中のパイロット90周年やナミキの蒔絵万年筆をジッとかぶりつきで見ながら待っていると「どうぞこちらに!」とご案内がかかりました!
ペンクリは2人体制でやっておられて、どうやらShenさんは「ヒロサワ」さんに見てもらえるようでした!ところがShenさんの前のお客さんはペリカンM1000を持ってこられてて「え!パイロットの万年筆でなくていいの?」(ホントのところこれってアリなんでしょうか?どうなんでしょうね〜)トコロが、そのM1000はどうにも直らないらしく、メーカー修理と相成ったようです!しかし「ヒロサワ」さんは「どうもすみませんでした!」って何回も頭を下げて謝っておられたのです!他社の万年筆なのにそこまで一生懸命やっておられるんだな〜とその姿勢に感動して「こんな人から万年筆を買いたい!」と猛烈に思ってしまいました……
「さてお待たせしました!今回はっと……書き味が引っかかるって事ですか?」とカルテを見ながら「ヒロサワ」さん!一見好々爺って印象の職人さんです(失礼)!Shenさんはパイロットカスタム845のBを見てもらう事になっていたのです!これはまだ未調整で書き続ければ良くなると思っていたのですが、一向に改善されないので今回調整をお願いしたのでした!そんなような事を「ヒロサワ」さんに伝えると「パイロットのイリジウムは非常に硬いので、どんなに頑張って書いても自分の書き癖には中々ならないよ!それよりちゃんと調整してもらった方が断然いい!」てな事を仰っていました!なるほど!そうなんか〜〜!
ペーパーの上でペン先をスリスリされる事数分!「はい!ちょっと書いてみて下さい!」と手渡された845、インクを付けて書いてみると……なんと!アッと言う間に良い書き味になったではありませんか!さすが職人さんはスゴイ!
おお。
返信削除Shenさんは、ペンクリの経験はその時が初めてだったのですね。
私は、はじめて吉宗さんに頼んで万年筆を選ばせてもらった時、長原宣義氏のペンクリ時で、ペン先を調整してもらいました。
もぅ、驚きましたねーーー。その時は。
ピアッツァ・ナヴォーナがそれなのですが、またお会いしたとき、書いてみてくださいね!
広沢氏にはお会いしたことがありません。
とっても良い方だと噂で聞きましたが。。。
そう言えば、Pen and message.でお会いする左利きのTさんのミュージックの使い方には驚きました。
でも、スゴイ!
普通の文字になってますものね。。。
聖祥 さん
返信削除ペンクリは書きやすくしてもらうのは当然なのでしょうが、色々なお話をしながら万年筆の事を教えてもらうと言うのも楽しいものだと思いました!
ナヴォーナ、お持ちなんですか?あのカラーはスゴイ美しいですよね!!また見せて下さいね〜
人それぞれ書き癖がある訳ですが、確かに左利きのTさんは特徴的ですよね!自分は幸か不幸かオーソドックスな書き方なんですよ(笑)!
当方ミュージックはプラチナのものを所有しています。パイロットとどの様に違うか、興味のあるところ。
返信削除ところで、お書きになっていたパイロットカスタム845は、私の購入優先順位上位の一本。BBニブ付きに憧れています。ただ、第一位に上り詰めることがないため、欲しいのですが、なかなか手が伸びないのです。
Bromfield さん
返信削除パイロットのミュージックはインクと紙の関係にも寄りますが気難しいように思います!どこがどうと言う訳ではないのですが……
カスタム845はBのペン先ですが国産にしては太いように思います!しかし優等生の万年筆で高いレベルでバランスがとれていると思います。インクなどを色々と変えるとかなり楽しめる1本だと思います!
しかしまだ欲しい万年筆は山のようにありますね〜今ShenさんはSoenneckenに夢中です!
今ShenさんはSoenneckenに夢中です!←いかん!この一言は美女(いやきっと悪魔)に耳元で息を吹きかけられたようにきつい、聞かなかったことにしよう、見なかったことにしよう、今日タッカウェイが届くし来週にはコンウェイも来る。この世は無情で欲しいものに終わりはないようだ。子供の頃、よくケーキ屋の倉庫に閉じ込めらた夢を見た事を思い出した・・(笑)
返信削除私も何年か前は,よくペンクリにお世話になりました.
返信削除新しい万年筆を手に入れた場合は,必ず調整師さんに観てもらっていました.そうでないと「使えない」んですもん.
最近は,調整はもっぱら元町のY様専属(??)となっていますがね(笑).
広沢さんは,とっても感じの良い人(上手い表現ができないです)な方ですよね.
万年筆仲間のNさんが,広沢さんに調整してもらっている様子をみて,「いつかは私のも調整していただきたい!」と思いました.
夢待ち人 さん
返信削除Soenneckenはイイですよ!何がって訳じゃないけど、強いて言うならトータルバランスですかね!これはぜひ1本行ってみてください!おすすめです!
今でも袋小路に追いつめられる夢を時々見ます!それは違うか(笑)!
another person さん
返信削除ヒロサワさんは一言で言うと、「好々爺」って感じですかね(笑)!本人がお聞きになったらどう思われるでしょうか?きっと笑って「そうかも知れませんね〜」とでも仰るのでしょう!
またペンクリお願いしたいと思う方って、貴重だと思いますね〜今度三宮の店であるじゃないですか、ペンクリ!
以前から疑問に思っていたのですが、「ミュージック」というペン先は、やはり音符を書くためのものなのでしょうかね、、、
返信削除もっともどういうペン先が音符に向いているのか検討もつきかねますが。
まあ、no music, no lifeということでオチをつけさせて頂きます。
foolsbook さん
返信削除確かに音譜を書くためのペン先なので「ミュージック」なのですが、おたまじゃくしを書く為にはタテが太く横が細い方が五線譜の上に書きやすい為ではないでしょうか?
しかし、Shenさんはミュージックのペン先でおたまじゃくし書いた事ありません!もっぱら落書きのペンとして使っております!