2009年2月15日日曜日

Pelikan M30 M

Shenさんはかなり変わり者です(笑)!

「モンブラン2桁シリーズじゃない60年代の万年筆が欲しい!」



1960年代を代表する万年筆として必ず筆頭にあげられるモンブランの2桁シリーズ!シンプルで飽きの来ないデザイン、細身の軸のホールド感の良さ!ニブの柔らかな書き味!逸品と呼ばれるにふさわしいシリーズです……が!




「果たして本当にそうなんだろうか?」Shenさんもモンブラン22のブラックを持ってます!(次回にアップ予定!)確かに素晴しい万年筆だと思います!しかし万年筆にハマってからの数少ない筆記本数しかないのに、皆が「良い!」と言ってるものを訳も解らずに有り難がっていないだろうか?本当に自分に合っているのだろうか?権威に盲従していないのだろうか?などと大袈裟に考えてしまいました!(何せアマノジャクな性格なもので……)





そこでまたインターネットであれこれと調べ出しました。便利な時代ですね!ネットの無い時代の万年筆の情報ってどうやって調べられていたのでしょうか?さぞ苦労されたのでしょうね……




ありましたよ!Shenさんの琴線に触れる万年筆が!それがこれ、Pelikan M30です。
ペリカンのモンブラン2桁シリーズの対抗馬的モデルだそうです!トライアングルニブは非常に柔らかでコアなファンも多いらしいです!Shenさんもそのうちの1人かも知れません(笑)!ピストン吸入式でいたずらに尻軸が回転しにくいようにクリック機構がついてます!




さて書き味ですが、ペリカンの独特のペン先の柔らかさはこのモデルにもあるのではないでしょうか?ペリカンM1000程ではないですがペン先が開くタイプですね!一方モンブラン2桁シリーズは縦にしなる柔らかさだとShenさんは思います!




モンブランとペリカン、両社の60年代を代表するシリーズを書き比べてみて、どちらが優れているか?どっちが上?なんてことはShenさんには決められませんがどちらの万年筆にも一長一短があり時代が必要とした機能やデザインを盛り込んだ素晴しい万年筆です!

10 件のコメント:

  1. このシリーズ、私もペリカンを使い出した頃に出会いました。現在、インク吸引式 青軸、それぞれ金と銀のキャップ、コンバーター・カートリッジ式、黒軸、金のキャップの、3本を持っております。(型番を正確には覚えておりません)書き味はよいのですが、メンテナンスが大変なように思います。

    当然中古で買ったのですが、軸が痩せて、ピストンが固くなることがあるようです。Pelikan_1931師匠からは、一度ピストンを抜いてしまうと、スカスカになってしまうので、そのまま使用を続けるように、といわれたことがあります。古い万年筆、労りながら使わなければならないようです。

    写真を拝見して、こちらは随分コンディションのよいもののように見受けます。日常使いに耐えそうですね。

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  2. 私は、デザインや機能も含め「古いもの」が好きなのですが、万年筆の古いものには手を出していません。
    ですが、やっぱり万年筆の古いデザインにも、以前からとても惹かれております。

    Shenさんが紹介されるたびに、気になるものが増えそうで怖い・・・(笑)

    こちらの万年筆もペン先の形状がすごく好みです!

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  3. さすがいろいろ興味深いものが出て参りますね、おっしゃる通りネットでいろいろ調べられるのは現代の素晴らしい所ですね、昔はせいぜい雑誌とかぐらいでしょうか、10年前なら私など萬年筆にさえたどり着けなかったかも知れません。個人的には人とあまり接する事が少ないのでこうしてsyenさんや他の方との交流は大変感謝です。

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  4. Bromfield さん

    そんなに種類があったんですね〜実際知りませんでした!勉強になるな〜


    この1本はペリカンのターコイズを入れて日々使っていますが中々に使い回しの良い万年筆で重宝してます!

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  5. 聖祥 さん

    「古いもの」には「新しいもの」にない「何か」があると思います!簡単である!とか便利である!とかは到底「新しいもの」には敵いませんが、「古いもの」には人の五感に働き掛けるモノがあるのではないでしょうか?


    これから、このブログではちょっとコアな万年筆の紹介をして行けたら良いなと思ってます!なんせShenさんは「変わった子」ですから(笑)!


    聖祥さんのお眼鏡にかなうものがありますかどうか……

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  6. 夢待ち人 さん

    万年筆を始めとして様々な事を教えて頂けける大先輩だと思っておりますので、これからも引き続きよろしくお願いします!


    自分もアンティークウォッチを集めていた頃には海外の専門誌を買い漁って情報を集めていた気がします!しかしそのアナログな感じが今となっては懐かしい気がします!

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  7. かなり壊れやすい萬年筆です。1960年代の萬年筆はMontblancもPelikanも軸の素材が悪く、突然逝ってしまう確率が高いので、あまり過激なインクは入れないようにして愛用してあげて下され。

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  8. pelikan_1931 さん

    師匠!徳島お疲れさまでございました!この前の静岡よりも近くなのに伺う事がかないませんでした!


    突然死は非常にオソロシイですね!一応ペリカンの万年筆にはペリカンのインクをと思い使っています。

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  9. コメント遅くなりました.

    この頃の万年筆,魅力がありますね~,柔らかいんでしょうなぁ...
    いつかは集めてみたいです.
    (何故か中古だと躊躇ってしまう癖があるため,なかなか古いものへと,一歩が踏み出せない状態ですが.)
    外観の傷などを含めて状態がよいものがいいですね.
    モンブランの2桁シリーズからか,このペリカンからか...って感じですかね.

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  10. another person さん

    コメントはつけて頂くだけでありがたいです…感謝!

    そうですよね〜Shenさんもはじめはかなり躊躇しましたが、はまってみるとスクラッチ(擦り傷)なんかは仕方ないとして、書き味が秀逸なものが多く、中古だという事に関しては、そんなに気にならなかったですね〜人それぞれ違うと思いますが……


    まずはモンブランの2桁辺りが良いと思いますよ!もしShenさんの持ってるもので気に入ったのがあれば……ねえ(笑)!

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