2009年2月23日月曜日

Pelikan M1000 B その1

Shenさんはついに辿り着いてしまいました!

「いつかは欲しい!と思える万年筆を手に入れてしまった!」


それはある日の事でした……いつものようにShenさんは、みずうみのほとりから2時間かけて元町のPen and message.で気心の知れた常連さんを相手に万年筆談義に花を咲かせていました!その時は3〜4人のお客さんが大テーブルと吉宗さんの前のイスに陣取っていたのだと記憶しております!




その中にShenさんの万年筆人生に大きな影響を受ける事になる、某Y女史がいらっしゃったのです!某Y女史は小柄で清楚な感じのお嬢さんなのですが、万年筆に対するコダワリはかなりのモノ!何度かお店では顔をお見かけしていたのですが、内気なShenさんは話しかける事が出来ませんでした……



たまたま吉宗さんの前のイスに隣同士で座ると言う僥倖を得ました!その時も某Y女史は何本かの万年筆を持ってこられていて、2人で愉しく話す事が出来ました。その会話の中で「一番欲しい万年筆はなに?」って話題になった時……




「アウロラのアジア持ってるんですけどね〜あのグレーのマーブル模様のアウロラのエウロペが欲しいですわ!」と、某Y女史!「やっぱり、いつかペリカンのM1000欲しいなーって思ってるんですよ!」とShenさん!




「じゃあ書いてみます?」と、某Y女史の鞄の中から新たなペンケースが出てきて、その中にShenさん憧れのM1000が!さっそく書かせてもらう事に!おお!これはやはり柔らかい!現行の商品の中で、「柔らかい万年筆」と言ったら必ず筆頭に名前が挙がるペリカンM1000!軸は思ったよりもホールド感が良く、やたらデカク感じたペン先も書き出すとその存在感は薄れ、ただ書く事のみに集中出来ます!やはり良いな〜




「もし良かったら、エウロペと交換しませんか?」



つづく!

16 件のコメント:

  1. ウフフ...
    このときは、今思えば、ますます万年筆魔道の深みに嵌るための、運命の出会いでしたね。

    この節はお世話になりました。
    快く交換に応じてくださって有難うございました。
    エウロパを得る運命の出会いだと、当時は思いました(笑)
    大切にエウロパを使ってますと言えなくてごめんなさい。

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  2. つづきが気になりますね。。。

    another personさんに初めてお会いした時に見せて頂いた
    エウロパは、そういう流れて得たものだったのですね。

    なんだか、お2人には近寄りがたいものを感じます。
    と言うよりも、近寄らない方がいいような。
    悪魔なのか天使なのか。。。(笑)

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  3. another person さん

    あの頃はまだ初心でした!ああ、戻れるならあの頃に戻りたい……(笑)!


    しかし、このM1000を見るたびに「大切にしよう!」と思える貴重な万年筆です!書く事の楽しさを教えてくれるからでしょうか?

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  4. 聖祥 さん

    そんなこと言わずに一緒に落ちましょうよう〜〜(笑)!


    と、まあ冗談ですが、某Y女史は天使!Shenさんはおそらく悪魔でしょうか?


    と言う事は、天使の微笑みで迷える子羊を導いて、待ちかまえていた悪魔の鉄槌で万年筆魔道に叩き落とす!


    しかしこの悪魔、非常に鈍くさい奴でして一緒に堕ちる事がしばしばあります……

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  5. 本筋とは離れますが、よくお名前をお見かけするanother personさんは女性だったのですか!
    そのことに驚きました。

    M1000って、自分には少しオーバーサイズのような印象を持っていましたが、意外と良さげな感じですね。
    さすがにペン回しは難しそうですが。

    最近、「いつかは○×」の○×の内容がどんどん高価になってきている自分に気づきました。

    いつかは、舶来モノ(これでラミーを購入)
    いつかは、吸入式(これでM400を購入)
    いつかは、スケルトン(これでペリスケ)
    いつかは、モンブラン(これで146)

    今度の「いつかは。。。」は何にしようかな??

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  6. foolsbook さん

    目が肥えてくると良いものばかり追いかけてしまうものです!幸せなのか、不幸なのかは分かりませんが……


    Shenさんの場合は「いつかは100本所有!」か「いつかはヘミングウェイ!」ですかね!ちょっと違うかも知れませんが……(笑)!


    M1000は取り回しが難しいとありますが、やはり重量級ですから首の所を持って書こうとするとやはり窮屈です。普段の筆記とは違う位置を持って書くようにすれば、新たなる発見があるかも知れません!

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  7. another personさんとは姉妹ですし、Shenさんによって導いてもらった、まだ手にしていないフォルカンもありますし、お二方今のところ、「天使」でございます(^^)

    >一緒に堕ちる事がしばしば
    落そうとして、先に堕ちていらっしゃる・・・とか?
    (笑)

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  8. 聖祥 さん

    そうです…先に堕ちてる場合が「多々」ありますね(爆笑)!しかし、昔はスタッフのKさんが一緒に良く堕ちてくださったのですが、最近は冷たいです……(笑)!


    こんなおっさんに「天使」はどうかご勘弁を!「天使」のイメージが狂ってしまいます!やっぱり「準々店員」あたりが一番シックリ来ますね!

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  9.  鬼のように賑やかな天使(ボソッ)

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  10. 「悪魔の巣窟」の状況を彷彿とされるようなコメントの応酬。是非とも、直に見てみたい。

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  11. つきみそう さん

    賑やかというより、騒々しいと表現されるかも知れません……(笑)!

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  12. Bromfield さん

    いちおう誤解の無い様に申し上げますが、Pen and message.さんは物静かな落ち着くお店です!そこに何名かの「準店員さん」がいると、様相は一変してしまうのです!


    ご来店の際に、「準店員」さんに遭遇されません様、お祈りしております(笑)!

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  13. ちなみに天使とは素敵な悪魔なのかも?
    pen and message様へは、いずれ夢買爺も参上(笑)
    shenさん その節はありがとう御座いました。感謝です

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  14. その節はお世話になりました!ありがとうございます!

    「天使」が「堕ちる」と「堕天使」になり、これはすなわち「悪魔」となるのでしょうか?「天使」と「悪魔」は表裏一体なのですね〜


    Pen and message.にいらっしゃる際には十字架やら御札を沢山持ってきてください!そうでないと「堕ちて」しまいますので!

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  15. 今更のコメントですが。。。

    >御札を沢山持って
    「御札(おさつ)を」ですよね?
    やっぱり、堕ちるようになるんですね・・・(笑)

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  16. 聖祥 さん

    最近「何をしても堕ちる時は堕ちる!」と開き直ってきました!(オイオイ…)しかし「堕ちる」べき時に「堕ち」る事が出来なくて、後悔した事も多々ありまして……半分「堕ちる」気で、半分は「抗う」気で……というところでしょうか?


    しかし、堕ちる気満々で元町に行かれるのなら「おふだ」じゃなくて「おさつ」を、って事ですね(笑)!

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