「モンブラン149が欲しい!」
このモンブラン149との出会いは突然でした!神戸元町Pen and message.に委託品で持ち込まれた、この149…最初は買う気などサラサラなかったのです……
この149を購入した当時、ほぼ毎日Pen and message.に電話しては、どうでも良い事を話してお店に迷惑を掛けていました……(今でもやってる事はそんなに変わっていませんが……)その頃の挨拶は「なんか良いモンありますか?」でした!委託ケースの中が結構入れ替わり激しかったので、確認しておかないと欲しいモノを入手し損ねてしまう!という恐怖感を持って毎日電話していたんだと思います……(そのような状態で以前1931トレドを入手した経緯があったもんで〜)
その日も「なんか良いモンあります?」の挨拶から始まりました!いつもはスタッフKさんなのですが、その日は店主の吉宗さんが電話口に出られて、「今ね〜あるのはモンブランの149かな〜80年代のモノで,エボナイトのペン芯で、試筆程度の極上品!ペン先はBね!スゴい綺麗ですよ!でもShenさん、興味ないですよね〜?」
なんとまあ……呆れるほどShenさんの物欲のツボと万年筆の好みを熟知しているセリフでしょうか!こう言えばShenさんが勝手に引っ掛かってくるというのを完全にわかって、吉宗さんは最後にこう囁かれるのです……
「まあ、どちらでも良いですけどね……」
確か1931トレドの時もこのセリフで堕ちた様な気がする……全然進歩していないShenさんです……後日、吉宗さんの前で149のペン先調整を受けるShenさんがいました。
元々のペン先は「B」ですので、この149はスタブに調整して頂く事にしました!今までスタブのペン先は持っていなかったし、スタブの横細縦太の字体は、万年筆で書いた字「らしく」見えるかな!と思ったからです!しかし80年代のモンブランはまだヴィンテージではないですけど,最長で28年間は眠ってた品物です!吉宗さんはペン先を抜く作業でかなり苦労されていました…あの時はありがとうございました!
スタブに調整された149はなかなか良い感じです!ペン先は柔らかくもなく硬くもなく,しかし長時間にわたって筆記をしていてもさほど疲労感を感じさせない絶妙なペン先です!それが大柄なボディと相まって、Shenさんの大きい手の中にあっても、その存在感は圧倒的で流石に「万年筆の王様」って感じです!
コレからも長い間つきあって行きたいモンブラン149です!
こんにちは、私にとって149は購入したばかりは世話の焼けた思い出が多かったですよ、いろんな方に見てもらい更に自分でも試行錯誤してようやくじゃじゃ馬を慣らしました。今はいつ使っても常に安定して心を落ち着かせてくれる一本ですね。
返信削除pen and messageの吉宗さんがお傍におられるのは正直羨ましい限りです。いつか是非お仲間の末席に加えて頂きたいと願っております・・
夢待ち人 さん
返信削除先日も万年筆を何本か持ってPen and message.へ行きました(昨日の事なんですけど…)相変らず様々な年代のお客さんが沢山いらしていたので「あ〜やっぱり万年筆の裾野が広がっているな〜」と感じ入りました!
Shenさんの1本って一体何でしょう?今はSoenneckenにかなり入れ込んでますが……今夜寝ずに考えてみます!
Shenさん、寝ずに考えてますか?
返信削除(笑)
夢待ち人さんの、「吉宗さんがお傍に・・・」の言葉が笑えました。
夢待ち人さんよりは、傍なのでしょうけれど、それでも電車で2時間ですものねぇ(笑)
聖祥 さん
返信削除寝ずに考えてみたところ、結論が出ましたよ(笑)!
Shenさんの「1本」じゃなくて「10本」くらいにして貰わないといけないなという結論が〜〜!
確かに電車で2時間ですけど新幹線なら1時間ですよ!あと電車も乗り間違えさえしなければ確かに2時間です(汗)!