「ヴィンテージなMont Blancが欲しい!」その1
今回から3回にわたってヴィンテージMont Blancの紹介をします!まず今回はMont Blanc 254 Grey KBBです!
1950年代のMont Blancには、それぞれ異なったラインナップがありました。最高級ラインとして、149/146/144/142などの、14Xライン!そして252/254/256など実用的な25Xライン!エコノミーラインとして、342/344などの34Xラインがありました!
そして、25Xラインはそれまでの242/244などのラインに代わって、1954〜1959年に発売されました。他のラインと比べると登場はずいぶんと遅いです!252/254などには、軸が黒の他にも、赤やグレイなどがあります!
この254は252/256の中間の大きさで、全長128mm、重 量19g、軸の太さは12mmで、軸の径はペリカンM600とほぼ同じです!それでいて軸の長さがやや短い引き締まったフォルムなので、 持った感触はM600よりも数字以上に重く感じるかもしれません!
丸っこいデザインがとにかく可愛い印象を受けますね!手に持ったときの太さも丁度よい!手にしっくりと馴 染みます!そして何といってもその評判を支えているのは、そのウィングニブ(通称イカペン)の書きやすさです!
ウィングニブと聞いて、思い浮かべるのはい わゆる2桁シリーズですが、2桁シリーズは、ニブ上面にフードが付いていて、これがインクを保持するの第二のペン芯のような役割を果たします!254にはこのフードがありませんが、その書き味は「極上」です!
とまあ良い事ばかり書きましたが、唯一の心配は半世紀の年月を経てキャップの樹脂が劣化し、いつひび割れするか分からない!という事です!254と同じウィングニブの流れを汲み、より新しい年代の「Mont Blanc2桁 シリーズ」の方が、メンテナンスの面でもより実用向きなのかも知れません!分かってはいるが、縁があってこの254と出会ってしまった以上、今は別れの時が1日でも先になるようにと祈るだけです!南無〜〜(笑)!
これ、静岡のWAGNER定例会で直に拝見したものですね。
返信削除最近、グレー軸がよいと思うようになり、現行品、又はそれに近いものを入手しております。労りながら使うビンテージの万年筆は、私のような粗忽者には、使用しない方がよいようです。
色即是空、空即是色といいます、形あるうち大切に出来ればと思っております、私なんぞ萬年筆からより私の方から先にお別れするかも知れませんので・・その節はお後宜しく(笑)
返信削除Bromfield さん
返信削除最近Shenさんはグリーン軸の万年筆にご執心です!
小心者のShenさんにもヴィンテージ万年筆を使うのはなかなかに緊張を強いられる作業なのですが、その緊張感が心地よく感じられる今日この頃です!
夢待ち人 さん
返信削除この前元町のお店で「万年筆の相続人」なる話が出てまして……みんなでその方のお通夜に参列して、万年筆を山分けしよう!等と物騒な話で盛り上がってました(笑)!万年筆の事を全然知らない人が貰ってくれるより、こういった愛好家の人たちの手に渡る方が万年筆にとっては、シアワセかも知れませんね〜…
まだまだノサバリますので末長く御付合いのほどを・・
返信削除憎まれっ子世に憚ると申しますしね(笑)
夢待ち人 さん
返信削除その格言の通りだとすると……Shenさんは死ぬことが出来ません(笑)!
こちらこそ、よろしくお付き合いの程を……
南無~って(笑)
返信削除やっぱり、コチラのブログとは相性が悪いようで、前回もコメントしたはずのものが、投稿されていませんでした。
どうしてでしょう。。。(涙)
このぺん先、いいですねぇ。うっとりしてしまいます。
これも、今度、書かせてやってくださいませ!
(あ。もう一週間ですね)楽しみです。
そして今回も詳しい解説、ためになりました。
聖祥 さん
返信削除済みません…何度もチャレンジして頂いてる様で……かくいうShenさんも時々コメントはねられるのです(涙)…あんまりヒドイようだとブログを変えなければ、と思っています!
このペン先は見てヨシ、書いてヨシ、のなかなかの名品ですね!是非聖祥さんの紙コレクションに書いてみて下さい!楽しいですよ!
>紙コレクション
返信削除・・・私の紙コレクションは、「書ける」ものは少ないので残念です。。。
「コレクションしておく紙」や「書くのがもったいない紙」ビュバーや、意味不明なチケットや古い楽譜や洋書などなど。
書ける紙も出来るだけ持って行きます!
聖祥 さん
返信削除そうですか〜紙コレはそう言った収集の仕方だったのですか!すんません!
そしたら、今度はPen and message.謹製!試筆紙を持っていく事にしましょう!