2009年4月27日月曜日

Geha 790 F Gray striated

Shenさんは縞縞の万年筆が好きです!

「こまかーい縞縞の万年筆が欲しい!」



前述のSoenneckenのponyでも述べましたが、縞縞の万年筆は数多くありますが、やはり1番有名なのはペリカンでしょう!赤縞、緑縞、青縞、茶縞、と挙げればキリがありませんが、どれもすごく綺麗で繊細な柄ですね!





しかし今回紹介するのはこれ!Geha 790 F Gray Striatedです!この柄の細さをみて下さい!かなり細かいです!こういった緻密な柄を見るとShenさんは感心する事頻りです!どうやって作ってたんでしょうか……




今現代では過去の技術は何でも再現出来ると思っている風潮があるようですが、万年筆のストライプの柄一つ充分に再現できずにいるのです……その昔、会社や職人さんが試行錯誤して作り出したものは、万年筆に限らず、素晴しい魅力に満ちあふれています!現代の商品は(その総てではありませんが)機能重視/デザイン重視で使う人の事を忘れているように思います!





たとえば携帯電話ひとつ取ってみても「電話」は「話す事」が1番大事なのに、他社との差別化の為に(もっと言えば売る為に)「話す」以外の機能をコレでもか!コレでもか!と搭載していますよね?でも実際その携帯電話を持つ人が総ての機能を使いこなしてるかと言うと、そうではないはず!次の携帯に乗り換えるまで使う事のない機能が沢山あるはずです!





「便利」は、機能の在る無しではなく、所有者がその機能を使いこなしてるかどうか?ではないのでしょうか?上手く言えませんが……





話がそれました!この柄の存在を知ったのは「趣味の文具箱」で縞縞の特集を見た時でした!その時はebayも知らなかったし、ヴィンテージ万年筆の世界も知らなくて(思えばその時が1番幸せだったなあ〜)漠然と「本物見てみたいな!」と思ったのを覚えています!




しかしこれにも問題が!書き味がカリカリと引っかかるのです!Shenさんは結構書き味には煩いけど、反面「これくらいでも良いかな?」と案外幅がある人だと自認しているのですが(笑)、これはちょっと許容範囲を超えてます……元町のお店で調整お願いしようと思ってます! おわり!

6 件のコメント:

  1. やはり予感は的中したようです、shenさんはGehaに行かれるだろうと・・先日もヤフオクで出ていましたので迷いましたが、今や届くであろうものが届くまではと、自制致しました。shenさんもご自身で多少調整されたらいかがでしょうか?気になると精神が弱い小生はそれが良いのか悪いのか解らなくなるのは事実ですが・・

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  2. 夢待ち人 さん

    何でもお見通しなんですね〜参りました!でもこのストライプは精密でいいでしょ?なんか愉しいんですよねこういうの見てると(笑)!


    調整は生来の不器用ものですので、精々が分解掃除までですかね〜ペン先を研磨したりとかはやらない事にしてます(汗)

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  3. ゲーハーは昔アメ横で買った型番不明の金ペンを1本持っていますが、めちゃくちゃ柔らかくて調整していただいた川口ドクターにもっと筆圧をかけないでかいた方がいいと指摘され、驚きました。

    自分としてはかなり筆圧を弱く書いていたつもりだったので、この柔らかさにはなかなか慣れるのは難しいです。

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  4. ペリカン堂 さん

    ゲーハはこれで3本目ですが、みな書き味が違うのでその都度楽しめていいですね(笑)!

    Shenさんのペンは総じて柔らかいものが多いので、筆圧を掛けずに書いているつもりなのですが、たまに筆圧のひくい人の書き方や握り方見ていると、「なるほどな〜」と色々感心させられる事が多いです!

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  5. 縞模様の作り方はどこも同じなのでしょうかね。
    以前に雑誌でペリカンの緑縞の制作行程をみて、いたく感動した覚えがあります。
    「ああ、ワシのM400もこうやってできたんだな〜」って。

    昔、ハゲ頭の先生が「ゲーハー」って呼ばれていたのを思い出しました。
    あの先生がこのGehaの万年筆を使っていたら笑えたのにな。

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  6. foolsbook さん

    昔の先生には色々と特徴がありましたよね〜今でも先生に渾名をつけたりしてるんですかね?

    Gehaには現行品に無いモノがありますのでまた機会があったら見て下さい!

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